1. トラリピ3年間の運用を振り返って
2024年2月、3年間続けたトラリピ運用を全て撤退しました。
最終的な収支は マイナス120万円 という結果に終わりましたが、この経験は投資において非常に大切な教訓を与えてくれました。
2. なぜ損失が出たのか?反省点を考える
運用中の判断ミスが、損失拡大の大きな要因だったと感じています。
- 損切りの判断が遅かった
- 最大の損失要因は、EUR/JPYのポジションです。
- 含み損が膨らむ中、「いつか下がるだろう」と楽観的に考え、決断を先延ばしにしてしまいました。
- 結果的に、含み損がさらに拡大し、大きな損失となりました。 もっと早く損切りを判断していれば、被害は少なく済んだ と思います。
- 通貨選びの甘さ
- 通貨ペアについての知識が不足しており、相場の特性を十分に理解しないまま設定してしまいました。
- 例えば、EUR/JPYはボラティリティが高く、トラリピ向けではなかったかもしれません。
- 事前にもっと通貨ペアについて調べていれば、違う結果が出たのではないか と反省しています。
3. トラリピ運用から学んだ教訓
この3年間の経験を通じて、次の重要なことを学びました。
- 自分なりのルールを決める大切さ
- 相場は読めないことが多いからこそ、 損切りラインや運用ルールを明確に設定すること が必要です。
- ルールを守り、感情的な判断を避けることが損失を抑える鍵だと痛感しました。
- 楽して稼ぐことは難しい
- トラリピは設定さえしてしまえば自動で運用してくれるため、手間がかからず非常に楽です。
- しかし、「 楽をして稼ぐことは難しい 」という現実を思い知らされました。
- 損失も投資の一部
- トラリピ撤退という結果に終わりましたが、この経験を通じて自分の投資スタイルを見直す良い機会となりました。
- 損失を教訓に変え、次の投資に活かしていきたいと思います。
4. トラリピは悪い運用方法なのか?
トラリピ自体を否定するつもりは全くありません。
- 相場に合った設定 をすれば、コツコツ利益を積み上げることができる運用方法です。
- ただ、 放置しておけば必ず儲かるというわけではない 、というのが正直な感想です。
自動運用といえども、自分自身の判断力や管理能力が試される部分が大きいと感じました。
5. 次に向けて
トラリピの全撤退を経て、現在は次の投資に注力しています:
- 裁量取引でトルコリラをメインに運用中
- iDeCoへの興味を持ち、情報収集中
投資は一度や二度の失敗では終わらず、続けることで経験値が積み上がります。
これからも、自分なりのルールを大切にしながら運用を続け、学びを共有していきたいと思います。
6. まとめ
今回のトラリピ撤退で得たことは、失敗から学び、次に活かす姿勢の大切さです。
- 投資は簡単に儲けられるものではありませんが、しっかりと考え抜いた行動が未来の資産形成につながります。
- 今後も、経験を通じた教訓を皆さんと共有しながら、自分自身も成長していきたいと思います。
次回予告
「裁量取引のリスク管理術|トルコリラでの運用戦略を考える」
この記事は、損失経験をリアルに伝えながらも、次の一歩へ進むポジティブな姿勢を描いています。どうでしょうか?